pukupaniのブログ

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看護学校~社会人入学の受験勉強~

私の受験する看護学校は、一般入試は国語、英語、そして数学の科目でしたが、社会人は国語と英語のみで、数学はありませんでした。

学校によって試験科目は様々ですので、受験したい看護学校のサイトに行き、看護学校のHPから過去問があれば全てプリントアウトし、傾向と対策を練りましょう。

私の場合、過去問を見て、国語はセンター試験の現代文のみ、英語はセンター試験の短縮版、という感じで、大学受験を思い出せばいいのだな、と考えました。

早速解いてみましたが、大学受験から10年以上経っているので、両科目とも基礎をだいぶ忘れている、、と初めて焦りました。親と職場に、たぶん試験は一回で受かるから無職期間はほとんどないよ、とビッグマウスを発揮していたので、これで落ちたらちょっとダサいな、という焦りでした。(でも、今振り返ると、いっそ落ちて1年ゆっくり自分の人生を考える契機が生まれてもよかったな、、、と、合格に苦しむ人に恨まれてもしょうがないようなことも考えてしまいます。note1にも書きましたが、私は看護学校受験を決めたのが思慮不足かつ早すぎました、、、)

話を戻します。

焦った私は、大学受験用の参考書が必要だな、でもお金はなるべく抑えて、と考え、ブックオフに出向きました。

英語は、高校時代に授業で用いられていた

Forestの

Forest解いてトレーニン

という、基礎の説明が要約されていて、かつ問題を多く解けるという本を購入しました。

国語は、

センター試験過去問研究国語

という、過去のセンター試験の国語だけの問題と解説が数十年分まとめられた赤くて分厚い参考書を購入しました。ふたつで500円くらいで買えたと思います。

ひとまず、これで勉強を乗り越えることにしました。

勉強は図書館の自習室にこもり、上に書いた参考書を解きまくりました。

英語の構文は、基礎がよく思い出せませんでしたが、じっくり基礎の説明が書かれた箇所を読み込む時間的余裕がなかったので、とにかくこの参考書の問題を全て解くことを目標に、ただただ解きまくりました。

数日経って参考書が終わったときに、看護学校の過去問を解いて、構文で間違えた箇所の単元や、さっぱりわからなかった単元(例えば過去現在形の単元など)の参考書の説明文をじっくり読んで、理解に努めるという方法をとりました。

英語の長文読解は昔から得意だったのですが、看護学校の長文読解は医療に関する内容で、単語に馴染みがなかったのでセンター試験より苦戦しました。単語がわからないと辛いので、参考書を買い足すことにしました。

再度ブックオフに出向き、

データベース

という単語を覚えるための参考書をゲットしました。これも高校時代に授業で用いていたので馴染み深いものでした。

このデータベースは、机に向かいながら読むのではなく、布団の中で、とか、バスでの移動中、などスキマ時間にペラペラと読みました。医療に関する単語のページもあったので、その部分を中心に読みました。この本は1ヶ月で全部覚えられるような量ではないので、暗記を主眼にせず、とりあえず目を通しておいて、過去の記憶を呼び覚ます、くらいの軽い気持ちで読みました。

国語は、赤本の現代文だけをできる限り解いていきました。この本は過去25回分くらいのセンター試験が載っているので、全部の現代文を解くのではなく、楽しそうな内容のものを選んで、やれる範囲で解いていこうと思いました。

私は読書が趣味なので、現代文を読むのは全く苦ではないことも強みとなりました。

国語は本番の試験のように問題を解けるので、試験時間を常に意識する勉強法をとりました。

一つの現代文を解くごとに時間を測ることはもちろんのこと、難しい現代文でも時間内にすべての設問を解き終わるという本番通りの解き方を常に意識していました。
高校生時代の先生の説明を思い出しながら、「しかし」には□で、「要するに」「つまり」には○などの印を付け、受験生っぽいな〜と悦に浸りながら、時計片手にがりがりと鉛筆をフル活用で解いていました。

解き終わったらすぐに採点をして、間違えてないところも解説を一通り読んで、こういう考えで読み進めるんだなと現代文の解き方を学んでいく感じで勉強しました。

先程も書きましたが、現代文を読むのは楽しかったので、あまり楽しくない英語の構文勉強の合間に読書を兼ねた息抜きのような位置づけで国語の勉強を進めました。

結果的に上の勉強法で一次試験はクリアしました。

なぜ退職を後悔しているのか

タイトルの答えは、看護師ってもしかして安月給!?しかも職場環境サイアク!?と気付いてしまったからです。

未だに看護師って女性が自立できる代表職!というイメージが強くて、私もうっかりそう思ってましたが、高い給料は夜勤ありきで、日勤のみに条件絞って検索をかけたら、私の住んでいる地域では16万~みたいな求人もざらで、18万~なら御の字っていう条件なのです。

今から転職して看護師になろっかな~給料高いんでしょ

なんて脳内お花畑さんがいたら(過去の私だ)今すぐこのブログを閉じて地域の看護師求人を熟読してください。

夜勤だ~い好き​​​​っていう体質なら幸せですが、普通のOLしていたアラサーに夜勤を続けていけるのか、、、なかなか恐怖です。

加えて、看護師さんたちは、少し、いや、声を大にして言おう
めちゃくちゃ性格がきつい!!!

それを証明しよう。
1年生のピヨピヨ状態で実習で出会った看護師さんとのエピソード
「すいません!!!患者さんがおなかが痛いって言っているのですが!!!」
と学校で教わった通り速やかにホウレンソウしたら
「で?」
まじでその瞬間頭がフリーズしました。

社会人を経験した皆さんならわかるかもしれませんが、職場に何も知らない学生がきて一生懸命報告したことに対する返事が
「で?」
なんて職員がいたら、同僚内でだいぶヤベー奴認定されますよね。

ところがどっこい。看護師ではそれは珍しい人種ではない、、、まじ高確率で遭遇する、、、

そもそも、実習開始時にピヨピヨ学生がナースステーションに向かって整列し、
「今日もご指導よろしくお願いします!!」
と挨拶しても、看護師の皆さん
無視
ですよ。すごくないですか。こんな職場でこんな人たちと働きたい気持ちになるわけないじゃないですか。

あっそういえばブログの途中で地域の看護師求人見てみました?

数だけはあるん​ですよ、ほんと。
求人数だけを見たら、世間で言われているように
​「看護師は一生食うに困らない職業」​でしょう。
でもその言葉には、
「看護師を続けることのできる鋼のメンタルを持つことが出来たら」
という前置きが必要だと、今なら思いますね、、、

なぜ会社を辞めたのか

タイトルの答えは、仕事がつまらないと思ったからです。

 

会社では社内研修を企画する部署にいましたが、メンバーが一生懸命考えた企画内容を、新聞読んで暇そうにしている決裁権者のおじさんたちが、思難癖つけてきたり、最悪ちゃぶ台返しで白紙になったりして、これであのおじさんたちが高い給料もらってるなんて、バカみたいだなと思っていました。​​​​

 

加えて、30歳になったときに、ふと、「オギャーと生まれて生きてきた人生と同じ時間をこの職場で過ごすのか、、、耐えられない!!!」と思い、人生今ならまだやり直せる!と、心機一転退職することにしたのです。 ​​​

 

でも、時間の感じ方って年代で大きく違いますよね。子どもの頃の時間の流れと、大人になったそれとは、時間が流れるスピードが全然ちがう! アラサーの私達にとって1年ってメチャあっという間ですが、小さい頃は1年ってあっというま〜なんて思わなかったはずです。

 

この世に生を受けて生きてきた30年と、大人になって過ごすこれからの30年は一緒じゃない、30年なんてあっという間に経つだろうからこのまま平日はこの職場でやり過ごして、プライベートを充実させるっていう選択肢を突き詰めて考えてみたら、と今なら思います、、、​​​